茶店妄想叙事詩

顔も知らない誰かの物語を執筆しています。

スタバもうそう叙事詩

2022-07-08から1日間の記事一覧

風に愛を乗せて

ベランダで煙草を吹かしながら黄昏れるには、やや肌寒く、少し風の強い夕暮れ。暖かくなってきたとはいえ、落日してしまえば、太陽も威厳がない。私は風から逃げるように某コーヒーショップへ入店した。 注文を終えて、空いている席を探していると、奥のテー…