茶店妄想叙事詩

顔も知らない誰かの物語を執筆しています。

スタバもうそう叙事詩

2022-06-24から1日間の記事一覧

行き先は曖昧で

今日も、電車の中は満員だ。外は雨が降っていて、窓ガラスに打ち付ける水滴をぼんやりと眺めていた。いつもより湿度の高い車内からいち早く抜け出したい。そんなことを思った私は、途中の駅で下車して、某コーヒーショップに寄った。ひとしきりの注文を終え…