茶店妄想叙事詩

顔も知らない誰かの物語を執筆しています。

スタバもうそう叙事詩

2022-07-29から1日間の記事一覧

何処かにいる貴方へ(2)

このタイプライターのようなこの機械は一体何なのか。不思議そうな面持ちで彼女は、それを見つめていた。黒を基調としたアンティーク感が漂う代物で、埃を被っていているが、そこには麗しさをも感じることができる。これもまた、何か惹かれるものがあった。 …